高度医療人材養成拠点形成事業 Kyoto-NEXT

FAQ

事業について

クロスフィールドというのはどのような意図ですか?

本事業では、人材育成を軸とする交流を通じて臨床と基礎のクロストークを重視しています。

また、総合大学である京都大学の強みを活かした人材活用、および拠点形成に伴う他大学や外部機関との連携を通じた多分野融合型の人材養成を目指しているため、このような事業名となっています。

AIの活用について

AIに教育をさせるのですか?

本事業では、教育の担い手はあくまで人間です。AIは従来人間が行っていた業務の一部を担い省力化に役立つほか、一部のAIが得意とする業務において活躍します。

具体的にはiACTが推進する「臨床研究におけるAIの活用について」をご参照下さい。

次世代型屋根瓦式教育について

屋根瓦式教育とは何ですか?

瓦屋根は、瓦が互いに重なり合って支え合う構造をしています。このような相互支援の仕組みが教育のスタイルにも反映されているため、このように呼ばれています。

具体的には、上級者(教授や先輩)が中級者(助教や講師)、そして初級者(学生)を順に指導することで、知識や技能が段階的に伝達されます。このプロセスでは教える側もまた学びながら成長できるため、教育効果が高まります。このように全ての層が互いに支え合うことで、教育の質と持続性が向上することを意図しています。

何が「次世代型」なのですか?

屋根瓦式教育は決して本事業独自のものではありません。しかし従来の屋根瓦式教育は自発性とボランティア精神に基づく部分が多く、組織・システムとして構築することには困難がありました。

本事業では「教育実績への報酬・評価」「Faculty Development」「一部領域への補完・強化措置」を行うことで屋根瓦式教育の質を担保するとともに持続可能なシステムとすることを目指しており、これを指して「次世代型」と呼称しています。

その他

この事業のティーチングアシスタントになりたい場合、どのように申請すれば良いですか?

本事業のティーチングアシスタント制度は京都大学の臨床教室に所属する大学院生を対象としています。

そのため各教室に年度ごとに案内を行い募集の上、推薦して貰っていますので、直接お申込みいただくことはできません。あしからずご了承下さい。

この事業のスチューデントアシスタント・オフィスアシスタントになるにはどうしたら良いですか?

本事業における臨床教育体制強化部門である医学教育・国際化推進センター(CMEI)がマネジメントしておりますが、必要に応じて京都大学医学部の学生に募集をかけていますので、募集をお待ちください。